イベント開催日:2025年3月1日(土)〜4月6日(日)
災害の記録と記憶展
2025年3月1日(土)〜4月6日(日)まで、板橋区立教育科学館で「災害の記録と記憶展」が開催されます!

「災害の記録と記憶展」は、関東大震災や東日本大震災を中心に過去の教訓から学び、自然災害との向き合い方を考える企画展です。
科学技術文明に暮らす現代の私たちは、過去の経験を教訓として大切に蓄積していくことを怠るようになりました
私たちの未来の賢明さを求めて、記録と記憶をたどりましょう。館内各所でさまざまな体験ができます。
この機会にぜひお越しください。
イベント内容
① 関東大震災を伝えたメディアたち
1923年9月1日午前11時58分に発生した関東大地震。その被災状況が記録されたもっとも古いニュース用の映画フィルムを、弊館の山端研究員が2022年に発見しました。100年の時を経て劣化の進んだフィルムは、一部が融解・固着した状態でしたが、それを修復して複製フィルムの制作に成功しました。
大地震発生からちょうど100年目の2023年9月1日から、新発見フィルムの上映会などを行う企画展「震災の記録と記憶」を開催してきました。インターネットもテレビもラジオも普及していない当時、震災がどう伝えられてきたのかを、絵葉書やフィルムなどさまざまなメディアの追体験をします。
なお展示品入れ替えにつき会期を前半と後半にわけて無料開催します。
▼会場|
2階 教材制作室
▼開催日|
前半:2025年3月4日〜3月13日
後半:2025年3月25日〜4月2日
▼時間|
9:00~16:00 (最終入場15:50)
▼参加費|
無料
▼展示協力|
【学術協力】
日本映像学会メディア考古学研究会
福島可奈子(大阪大学)、松本夏樹(大阪芸術大学)
【技術協力】
菊田鉄男(kWorx)
② 3.11を知っていますか?
2011年に発生した東北地方太平洋沖大地震と福島第一原子力発電所事故の事象について振り返り、それによって個人と社会がどのような影響を受けたのかを知るための、映像上映、および絵本展示を行います。
被害が生じた原因、未来につなぐべき教訓をともに考えましょう。
▼会場|
地下1階 展示室内ビデオシアター
▼イベントの開催予定|
アニメーション映画「無念」上映
【内容】
3.11の津波被災地に原発事故による避難指示が発令されます。救助活動にあたっていた浪江町消防団員の苦悩を描いた紙芝居アニメーション。
▼上映時間|
11:00~12:00(土日祝のみ)
13:30~14:30
15:00~16:00
▼参加費|
無料
▼「災害の記録と記憶」展連携トークイベント|
③ 真剣に備えていますか?
災害時に必要となる各家庭で備えておくべき物品を展示します。
また避難所の状況を一部再現して体験できるコーナーも設けます。
▼会場|
地下1階 展示室内みんなの実験室
④ プラネタリウム番組「星よりも、遠くへ」
東日本大震災の夜、大停電の被災地を満天の星が照らしていた。
こんな星空を今まで見たことがない… 予想だにしない苦難とともに被災者たちが見上げたのは、星空という名の「宇宙」だった―。 (制作 仙台市天文台)
▼会場|
1階 プラネタリウム
▼上映期間|
3月1日~9日(休館日を除く毎日)
▼上映時間|
12:30~13:20
▼参加費|
無料
▼番組詳細|
⑤ ラボで深める防災意識
ラボをもつ教育科学館の研究員たちがみんなで楽しく防災意識を深められるイベントを行います。
▼会場|
パソコン室、実験室1、研修室 他。
▼イベントの開催予定|
開催予定のラボは「licolicoらぼ」、「みーなラボ」、「虫ラボ」。
▼参加費|
無料

イベント詳細
イベント名 | 災害の記録と記憶展 |
開催期間 | 2025年3月1日(土)〜4月6日(日) |
開催場所 | 板橋区立教育科学館 |
アクセス | 「上板橋駅」より徒歩5分 |
入場料 | 無料 |
公式HP | https://www.itbs-sem.jp/exhibition/special/2025earthquake-record/ |